円がトルコリラを除く、
あらゆる通貨に対して安くなっている。
まさに独歩安。
久しぶりに114円台を示現した。
本日は米小売売上高が注目だが、
大きな波乱にはならないだろう。
米長期金利が1.6％前後から1.5％前後まで緩んだことで、
ユーロドル等が反発したが、
これは単なる調整で、
米長期金利が継続的に低下し続けることは想定し難い。
原油価格は82ドル台と高止まりしているし、
銅価格の上昇を受けて、他の貴金属も強い。
資源価格の上昇は、
資源を100％輸入に頼る日本には厳しい。
今後、さらに90ドル、
そして100ドルへと上昇する可能性も高く、
購買力を失い、放漫財政に方向転換した岸田内閣では、
危機を乗り越えるのは難しいだろう。
