米IS掃討に非核最強爆弾の使用、再び地政学リスク高まる


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昨日の東京時間では日経平均株価が大きくギャップダウンで寄り付くなか、全般的にJPYが買われ、USDJPYは108.73、EURJPYでは115.99の安値まで一旦弱含んだ。

豪雇用統計では、3月の雇用増加幅が予想を大きく上回り、2月分も上方修正されたことから、AUDが買われ、欧米時間にかけてAUDUSDは0.7595、AUDJPYでは82.89まで上値を伸ばした。

欧米市場では、注目された金融大手の決算は概ね良好、ダウはプラス圏に浮上した。その後は3連休を控え、目立った経済指標の発表等も無いなかで、全般動意に乏しい展開が継続していた。

こうしたなかで、「米、アフガニスタンのトンネルを核兵器以外では最強の爆弾で攻撃」と伝わると、米長期金利は急低下、ダウは売られ、為替市場では再びJPYとUSDが買われクロス円が売られる典型的なリスクオフ局面となり、USDJPYで108.96、EURJPYでは115.73まで弱含んだ。

この爆弾はモアブ(MOAB)と呼ばれる非核では最強爆弾で、メディアから流れる爆破瞬間の映像はセンセーショナルで、キノコ雲を巻き上げ、核が投下されたのかと見間違うほどの破壊力であった。

欧州株は下落、米株3指数は3日続落、ダウも下げ幅を拡大し-0.67%、原油先物は反発53.19、金は3日続伸1288、こちらはほぼ米大統領選直前のレベルまで回復してきた。

一日を通じてみれば、主要通貨の騰落は対USDで上昇通貨ではその幅の大きい順にAUD、NZDと続き、一方で下落通貨でも同様にSEK、CAD、DKK、EUR、NOK、GBP、CHF、JPYと続いた。

昨年5月、トランプ大統領は選挙期間中にイエレン議長を「共和党員でない」という理由で再任しないと明言した。その後も「極めて民主寄りで、オバマ政権を支援するため、作為的に低金利を継続してきた。自身の政治配慮を恥じるべきだ」と批判してきた。

一昨日の再任を示唆する発言は何だったのか?金利上昇は連邦債務の利払い増加も意味することから、米政府とすれば低金利が望ましい。年4回公開するFOMC後のドットチャートではイエレン議長は下から5-6番目と目され、FRB内ではハト派に位置している。こうした議長の再任のインパクトは大きい。

自身の任期中のレガシーを意識する必要もなくなり、今週11日の講演では一般論に終始し、ややハト派姿勢が目立った。事前に再任を打診されていた可能性もある。

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