トランプ大統領、ドル高牽制発言でUSDJPYは108円台へ


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昨日の東京時間ではUSDJPYは約4か月ぶりの109円台であったことから、早朝より輸入・広範な資本筋よりのバーゲンハンティング的な(USD)買いを集め、仲値にかけて一旦この時間の高値109.75まで強含んだ。その後は目立ったニュース等も無く、主要通貨全般動意に乏しい展開が継続した。

欧米時間に入ると、米長期金利が上昇に転じたことから主要通貨に対しUSDは買われ、USDJPYで109.86、EURUSDでは1.0589まで。

カナダではコンセンサス通り政策金利は据え置き、声明文では、「堅調な消費はアップサイドリスク」と示唆、USDCADは直前の1.3311/16より発表後には1.3252/55まで弱含んだ。この後、加中銀のボロズ総裁、「必要なら追加緩和の余地」と流れると一転USDCADは買われ、1.3325/28と政策金利発表後の下げを全て取り戻した。

トランプ大統領、WSJのインタビュー記事で、「ドルが強いのは自身への信頼の証、ただドルは強すぎる、イエレンFRB議長の再任は未定、FRBは政策金利を低く維持するべき、中国を為替操作国には認定しない」と伝わると主要通貨に対しUSDは売られ、USDJPYで108.96、EURUSDでは1.0674まで。

依然、地政学リスクはくすぶっており、北朝鮮、「外国人記者に不測に事態に備えるようにと通達」、こちらもUSDJPYの頭を重くする要因と意識された。

欧州株は区々、米株3指数は続落、ダウは-0.29%、原油先物は7日ぶり反落53.00、金は続伸1278

一日を通じてみれば、主要通貨の騰落は対USDで上昇通貨ではその幅の大きい順にSEK、EUR、NOK、DKK、CAD、CHF、JPY、GBP、AUDと続き、一方で下落通貨はNZDのみ。結果欧州通貨全般がNZDに対してアウトパフォームした。

本日は10:30に豪で雇用関連の指標、米国では大手金融機関の決算発表が予定されている。後者ではトランプ大統領当選後に進んだ米金利高を背景に好決算が予想されており、そうなればこちらは資本市場全般にポジティブ。

但し、欧米では3連休を控え本日は債券市場も短縮取引。想定外のニュース、予想値よりかけ離れた経済指標の発表でもない限り、やや調整色の強い展開に移行するものとみられる。

さてここ数日登場している、EURJPYでの下方向への備え。昨日はEURJPY、1か月25デルタ、リスクリバーサルはユーロプットの超過幅は再拡大で5.75%(+0.9%)。これはプライスを提示する金融機関等が実質オファー・ビッドのスプレッドを拡大しており、それでも下方向の需要が多いことからこうした拡大を招いていると推測される。

USDJPYではどうか、同様に2.55%(+0.6%)で、こちらは過去に目を転じれば、昨年11/9の米大統領選の朝(日本時間)では同条件で2.6%であった。当日はトランプ氏優勢と伝わり、一旦急落で101.19の安値を示現し、その後急反発をみせた。

昨年一年でみれば英国民投票直後の安値は99.00、その後12月に118.66まで上昇、半値水準は108.83、リスクリバーサルの数値を加味すると、下方向の備えは最終段階に入りつつあるとみられる。

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