トラノコは、TORANOTEC投信投資顧問株式会社が運営する投資アプリ。
クレジットカードで、買い物をしたときのおつりを自動で投資に回します。
コツコツ投資したお金は、投資のプロ「ファンドマネージャー」が、ユーザーの希望にそって効率良く投資してくれるという仕組みです。
そのため「投資はしたいけど、難しいことは分からない。。」という人にピッタリ!
セブン銀行やニッセイキャピタル、リアルワールドなどの上場企業が資本提携しています。
手数料には、
- 運用手数料:運用額の0.3%(年率)
- 月額利用料:月額300円
の2種類あります。
ちなみに月額利用料は、開始3ヶ月間は無料です。
おつりを投資に回せるサービスはいくつかありますが、トラノコの大きな特徴は次の4つ。
トラノコの特徴
- おつりの金額を、自分で決められる
- ポイントも投資金に充てられる
- 自分にあった投資方法で投資ができる
- 引き落としは、ほぼ全ての金融機関に対応している
それぞれ説明していきますね。
特徴1. おつりの金額を、自分で決められる
トラノコでは、おつりの金額を自分で決めることができます。
おつりのパターンは全部で3種類。「100円」「500円」「1,000円」の中から選んで設定できます。
例えば、250円のお菓子をクレジットで買ったとすると、次のように投資金額が変わってきます。
- 100円の場合:100円玉×3枚で支払って、300円-250円=50円のおつり
- 500円の場合:500円玉で支払って、500円-250円=250円のおつり
- 1,000円の場合:1,000円札で支払って、1,000円-250円=750円のおつり
設定した金額が高いと、その分おつりも多くなり、1回あたりの投資金額も大きくなるという仕組みです。そして1ヶ月分たまったおつりを、いくつかの投資先に回していきます。
でも、月によっては「ボーナスが入ったから、もっと投資に回したい!」「今月はピンチだから、お金を残しておきたいな…」というときもありますよね。
トラノコでは、投資額締め日までであれば、いつでも金額を自由に入力できます。
また、毎月の投資上限も設定可能なので、あまりにもお釣りが多くなってしまった場合でも設定上限でストップする機能も備わっていますので安心です。
自分の都合で投資額を増やしたり、減らしたりできるのがうれしいですね。
毎月27日前後が投資額の締め日になり、前月の投資額締め日からの投資承認額の合計が投資額として確定されます。
指定口座からの引き落としは、翌月6日(休日、祝日の場合は翌営業日)に行われる為、運用は翌月14日前後に開始となります。
買い物後にすぐにおつりが投資に回るのではなく、運用開始までに1か月程度かかることを覚えておきましょう。
特徴2. ポイントも投資金に充てられる
トラノコで投資できるのは、おつりだけではありません。
いくつかの企業と連携をとっているので、その企業が発行しているポイントも投資金にあてることができます。
おつりと同様で、締め日までであればキャンセルも可能です。
ただし、ポイントの種類によって、戻り率が違うことがあるので注意してくださいね。
特徴3. 自分にあった投資方法で投資ができる
トラノコでは、自分にあった投資方法で投資ができます。
せっかくお金を出して投資するのですから、自分の好みに合わせて投資したいですよね。
トラノコでは「安定重視・バランス重視・リターン重視」の3種類から、好きな投資方法を選べます。
安定重視の人には「小トラ」
小トラはローリスク・ローリターンです。リスクをなるべく抑えるため、債券の組入比率が高くなります。
バランス重視の人には「中トラ」
中トラはミドルリスク・ミドルリターンです。債券や株式の両方に、バランスよく投資します。
リターン重視の人には「大トラ」
大トラはハイリスク・ハイリターンです。とにかくリターンを追求するため、株式の組入比率が高くなります。
この3つのモードは、途中で変更することも可能です。
最初はリスクの低い小トラから初めて、慣れてきたら中トラ、大トラに変更するなど自由に設定できます。
ただし、ファンド変更が行えるのは月に1度だけ。そしてファンド変更を行うと、利益が出ている場合、その都度税金がかかります。そのため、ひんぱんに投資のパターンを変えるのはおすすめしません。
特徴4. 資金の引落は、ほぼ全ての金融機関に対応している
投資資金は、ほぼ全ての金融機関からトラノコの口座へ引落ができます。
新しい口座を作る必要もないので、手間がかかりません。
このように魅力的な特徴が多いトラノコですが、他にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
2.トラノコは貯金するよりも良い!メリット
トラノコで投資をするメリットは、次の4つです。
トラノコのメリット
- ANAのマイルが貯まる
- ガス代が下がる
- 投資先の銘柄や、振込する手間がない
- 初期費用がかからない
それぞれ順番に見ていきましょう。
(1)ANAのマイルが貯まる
トラノコを使うと、毎月必ずANAのマイルが貯まります。
投資金額に関わらず毎月5マイル必ず貯まっていくので、飛行機をお得に乗りたい人にはうれしいですよね!
また、開始から3ヶ月間の手数料0円の期間でも、もちろん貯まります。
(2)ガス代が下がる
トラノコを利用すると、ガス代を年間1,200円減らすことができます。
なぜなら、ガス会社のNICIGASと提携しているからです。
アプリにお客さま番号を入れるだけで、毎月100円割引されます。光熱費とガス代は必ず払わなくてはいけないので、少しでも節約したいもの。
アプリを利用するだけでガス代をお得にできるのは、うれしいポイントですね。
(3)銘柄を選んだり、振込をする手間がない
トラノコでは、自分で投資先を選ぶ必要も、お金の振込をする必要もありません。
どこに投資してお金を振り込むかは、投資のプロ(ファンドマネージャー)が考えてくれるからです。
投資初心者にとって、「投資先はどこがいいんだろう?」という悩みはつきもの。
自分よりもその道に詳しいプロが運用してくれる分、リスクが減るのがうれしいですね。
(4)初期費用がかからない
トラノコは、初期費用がとても安いです。
普通、口座を開設するときはいくらか資産が必要になるもの。
しかし、トラノコでは最低限必要な資産が設定されていません。そのため、公式ページでも「5円から投資可能」とうたわれています。
手数料も、利益に関わらず毎月300円。しかも開始3ヶ月間は無料なので、初期費用は必要なし!とても始めやすいサービスと言えます。
ただし、取引を行った場合やファンドに関わるトラノコの利用料以外の運用費がかかりますので、注意が必要です。
【トラノコ利用料】
出金時に手数料300円/1件(税込)が発生し、出金額から300円が控除されます。
(上記の月額利用料と同様、出金手数料も最初の3ヶ月間は無料となっています。)
【ファンドに係る費用】
トラノコ利用料以外にも、直接支払うものではなくファンド資産から間接的に控除される費用も発生します。
運用報酬として、トラノコに預ける純資産額に対して年率0.3%(税抜)の費用がかかります。
監査費用として純資産額の年率0.1%(税抜)を上限として、またETF売買手数料などが資産総額の年率0.06%~0.1%程度それぞれかかります。。
それでも、他社と比べると利用料や運用費用コストは低く設定されており、運用が簡単に行えます。
このように、トラノコには魅力的なメリットがたくさんあります。